イギリスのロンドンで、鮮魚店勤務しているベルトン由香さん。勤務したころは、刺身なども販売していなかったお店だったのが、由香さんの力で日本食のお惣菜を売るにまでになりました。そのおかげで、日本人のお客さんも増えているとのこと。
今回、番組『セブンルール』でもとりあげられます。海外で日本人が働くのってとても大変だと思うのですが、すごく由香さんが生き生きしているんですよね。純粋に素敵だなーと思えます。そんな由香さんの夫や子供、またイギリスに渡るまでの経歴などを調べました。
ベルトン由香の経歴やwikiプロフィール
出典:https://www.cosmopolitan.com
名前:ベルトン由香
年齢:1973年(47歳)
出身:愛知県名古屋
魚を扱う仕事をしたのは、日本で21歳のころ。当時、スーパーマーケットの鮮魚コーナーに勤務し、17年間で魚についてのノウハウを叩き込まれます。
勤務したスーパーには大きな水槽あり、活きた魚が泳いでいて夏にはハモがいたり、ワタリガニもいたそうです。今のように便利な機械もなく昔でしたから、とにかくなんでもやらされたそうで、半袖で-30℃の冷凍庫の往来も普通のことだったといいます。
アラフォーの私も、昔の「なんでもやらせる」感じの根性論のような雰囲気はわかりますね。今のように「女だからしなくていいよ」などない職人さんの世界が想像できます。
ただ、その職場でなんでもやらされたことが、今のイギリスの鮮魚店での働きに影響を与えているのですから、人生って無駄なことは起きないのでしょうね!
では、スーパーの鮮魚コーナー前は、どのような経歴だったのでしょうか。
当時、名古屋の実家に住んでいた由香さんは、19歳でドックトレーニングセンター見習い入所し、実家を出ることになります。由香さん自身、動物関係の仕事したかったため、新設のドックトレーニングセンターが奈良にできたのを知って、動物関係の専門学校を1年で卒業しセンターに入所しました。
そのドッグトレーニングセンターでは、2年近くシェパード達(シェパードのみがいるトレーニングセンター)をお世話しましたが、残念ながらバブル崩壊で経営困難となり閉設。その後、上記の鮮魚コーナーでの勤務が始まりました。
17年務めた鮮魚コーナーを38歳で結婚することにより、退社。2009年に渡英をし、2010年から鮮魚店「ラ・プティ・ポワソヌリー」(Primrose Hill本店、Marble Arch支店の2店舗あり)に勤務して現在に至ります。
鮮魚歴は、なんと25年以上になり「魚のことならなんでも答えられる」域になりました。日本食のお惣菜も、お店で作り販売しています。
ホッキ貝サラダ(マヨネーズベースでおかずにも)つぶ貝昆布、ムール貝佃煮などなどマーブルアーチ店にて販売です。
珍味フェスティバル🌞 pic.twitter.com/wZQFHp2OUo— プリヒル姉さん (@Puriketsunesan) 2018年9月26日
ベルトン由香の旦那(夫)や子供など家族は?
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すごく優しそうな旦那様は、アイルランド人。2008年12月にロンドンに暮らす夫と結婚し、2009年2月にビザの手続きを済ませた後、夫が暮らすロンドンの家にやってきました。(挙式は日本で。)
出会いのきっかけは、もともとお二人「メル友」で、由香さんがアイルランド旅行に行った際に、SNSで知り合ったとのこと。その後、お互いに日本とアイルランドを行き来するうちに、結婚に至りました。
国際結婚は、日本よりも出会う人の絶対数が必然的に多くなりますが、その中でも人生の伴侶に出会えるなんで、出会うべくして出会っているのかもしれませんよね。やはり結婚ってご縁がある人でないとできないものかも!
お子さんについてですが、確実な情報がみつけられませんでした。おそらく、いらっしゃらない可能性が高いかもしれません。なぜなら、イギリスに来て1年後には鮮魚店に勤務していますし、それからずっと勤務していますから。もし育児をするとしたら、異国で仕事を続けられるかなと思ったりもして。
また、ご主人の写真や情報は少し公開されているようですので、お子さんがいるとしたら少しでも情報が出てきそうではないかと思ったのでした。
どん底からのはじめの一歩
出典:https://www.cosmopolitan.com
順調そうに見える由香さんですが、結婚して訪英後、1年間専業主婦をしていて、引きこもりになってしまったそう。土地勘もない、英語も話せないなどで家から出れなくなってしまったのですね。
「このままではいけない」と思った由香さんは、3か月ほど経って、家の周りの散歩を始めました。”今日はワンブロックだけ散歩”など、徐々に距離を長くしていき、半年後、ロンドンの中心部にまで行けるようになります。その後に、鮮魚店に勤務という流れです。
この一連のことは言葉で表すと、とても短い文字で終わってしまいますが、ご本人にとっての半年はどれほど長かったことでしょう。しかも、恐怖に打ち勝つための「はじめの一歩」を踏み出す時には、相当に震えたと思います。
現在の鮮魚店では、現地の日本人に向けて魚などのニュースレターを発信していて、日本人同士の交流も盛んなんだとか。しかも、現地の日本人の女性などからも、よく相談を受けるという由香さん。
相談しやすい雰囲気や、内容を受け止めてくれる器の大きさは、異国の地でのどん底の状況から行動した由香さんだからこそ、発揮されるものなのでしょう。素敵な笑顔がとても印象的ですよね。
まとめ
1 ベルトン由香の経歴やwikiプロフィール
2 ベルトン由香の旦那(夫)や子供など家族は?
3 どん底からのはじめの一歩
を見てきました。1つのことを掘り下げていけるというのは、とても強みがあることですよね。由香さんの場合は魚だったわけですが、自分にも何かあるはずと、探していきたいです。
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