子供乗せの電動自転車は、子供が1~2歳ほどになると「そろそろ購入しようか」と思うアイテムのひとつじゃないでしょうか。
電動自転車はいろんなメーカーもあり、さまざまな種類もあるので、初めての購入時にはとっても悩んだりしました。購入の流れ的には、まずインチを決めてからメーカーや種類などを決めると、絞り込めるので探しやすいと思います。
最初の自転車のサイズ探しの選択は、おそらく20インチか26インチのどちらを購入するのか悩む方が多いはずですので、それぞれ紹介と、どちらを選んだらいいのかのメリットとデメリット(利点と欠点)をつづります。
現状では私の身長160㎝で、26インチの子供乗せ電動自転車を購入しています。また20インチの電動自転車も試乗していますので、実際に乗っている視点もあわせて、つづっていきますね。
子供乗せ電動自転車は20インチと26インチ
子供乗せの電動自転車のインチは大きく分けて、20インチと26インチに分けられます。
初めての電動自転車購入のときには、どちらを選べばいいのかと悩みますよね。まず「インチ」の違いを見ていきましょう。
ここでいう「インチ」というのは、主にタイヤの外径寸法のこと。タイヤが小さいほうが車高が低くなり、タイヤが大きいほうが車高が高くなります。
実際に見ていただくと、わかりやすいですね!(下記画像を参照)タイヤの大きさが違うため、重心も違ってくるんです。
【20インチの自転車・・パナソニックのギュットアニーズなど】
出典:パナソニック
【26インチの自転車・・ブリジストンのハイディーツーなど】
出典:ブリジストン
購入前に実際に、20インチ・26インチ乗り比べをしてみましたが、乗った時の視点の高さも違いましたし。自転車を漕ぐ感覚も20インチの方が進みが悪く思えて、結構な違いを感じました。
そんな子供乗せ自転車だけでなく、通常の1人乗り自転車でも、サイズはどんな基準で選ぶのかご存知でしょうか。
自転車サイズ(インチ)を選ぶ際、一般的に目安になるのは身長になりますので、下記の目安を見ていきましょう。
車輪サイズ(インチ)によって適応身長はどのくらい?
自転車のインチによっての、適応身長の目安です。遠い昔ですが、子供の頃の自転車選びは、身長を基準にして、足が付くかどうかなどで選んでもらった記憶がありますね。
- 20インチ 112cm以上
- 22インチ 120cm以上
- 24インチ 130cm以上
- 26インチ 140cm以上
- 27インチ 150cm以上
- 28インチ 156cm以上
目安を知らなかったので驚きましたが、28インチの自転車って存在するんですね。今まで普通自転車を買いにいっても、27インチくらいまでしかなかったような記憶があります。
今回の電動自転車やお子さんが自分の自転車を購入する際にも、目安を基準にして、実際に自転車を試乗して、ハンドルの位置、足が付くかなどを確かめるのも大切ですね!
20インチと26インチどちら選ぶ?メリットデメリット
今までつづってきた、20インチ・26インチの自転車ですが、子供を乗せて走るということに関して、通常の1人で乗るのとは全く違ってきますよね。
たとえば、お子さん1人を前か後ろに乗せる。または、お子さん2人を前後ともに乗せる。という感じで、いろんな側面や用途から見ていく必要があります。
いくら3人乗り用に出来ている自転車だからって、子供を乗せれば本当に重いですから!
2~3歳ころはまだよかったですが、6歳になる年長の娘は、乗せるのも一苦労。後ろで寝てしまったりすると重心がぶれるので、また一苦労。と子供の成長につれて、大変な面がでてきましたし。いろいろ気になるところでもありますよね。
では、それぞれ、メリット(利点)とデメリット(欠点)がありますので、詳しく見ていきましょう。
また、私の周りのママさんがどちらのインチの自転車を選んでいるかもリサーチしてきてますので、あわせてつづっていきます。
20インチのメリット(利点)
まず20インチのメリットから見ていきましょう。それぞれのメリットとデメリットの詳細もご確認くださいね!
子供用シート位置が低いので、乗せるのがラク
子供が大きくなってくると、必然的に増える体重。ママの力でも上がらなくなってきて、限界を迎える人もチラホラ。実際に、26インチから20インチに乗り換えた男の子ママもいました。
ママの背が低くても(150㎝前半くらい)、乗せられる
153㎝ほどのママさんでも、子供を前シートに乗せられます。実際に150㎝前半のママは、20インチの人が圧倒的に多い印象です。
3人乗りの場合は、重心が低いので安定する
子供を前後2人乗せる場合、どうしても安定が悪くなるので、3人乗りのママは重心が低い20インチが多い印象です。
全長が短いため、小さい駐輪スペースで済む
タイヤが小さい分、切り返しも小さいスペースでできます。26インチを乗っている私は確かに、方向転換時に安定性が悪いため、転倒する率がグッと上がります。
20インチのデメリット(欠点)
タイヤが小さいので、たくさん漕ぐ感覚がある
26インチと比べてしまうと、なかなか前に進んでいない感覚が実際にありますね。
タイヤの幅が太いので、駐輪場で場所によっては入らない場合がある
新しい駐輪場は、タイヤが太い自転車にも対応しているところがほとんどですが、古い建物に行くと、車輪が入らないで置いてある20インチの電動自転車を見かけることがあります。自宅の駐輪場は大丈夫かなどのチェックも必要ですね。
段差の乗り越えが不得意で、チューブの打ちつけによるパンクが起きやすい
自転車屋さんで聞いた際、このように説明されましたが、周りのママで頻繁にパンクをしている話は聞かないですね。
26インチのメリット(利点)
タイヤが大きいので、漕ぐ回数が少ない
普通の大人が乗る自転車と同じように、漕げば進む感覚で乗れます。
身長の高いパパにも対応
パパも乗ることが多い家庭では、26インチを選ぶことも。ただ、ママの身長が150㎝前半の家庭では、20インチを選ぶ人が多かったですね。
のちに1人で乗るようになったとき、普通自転車のように使用できる
子供乗せの時期を過ぎて、ママ1人で乗るときに普通自転車のように乗ることができます。このことは、私も26インチに決めた理由の1つです。
駐輪場では、ほぼ駐輪できる(タイヤの幅があまり太くないため)
今まで4年近く乗ってきて、いろんな駐輪場を利用してきましたが、タイヤの幅が大きくて駐輪できなかったことは、1~2回ほどしかありません。
26インチのデメリット(欠点)
子供乗せシートの位置が高いので、子供が乗せづらい
子供が年長になり重くなって、腰が悲鳴をあげる毎日です。実際に子供が大きくなってみると、わかる「あるある」でした。
高いシートに子供を抱えて乗せるのが一苦労ですし、子供が1人で乗ろうとよじ登りますが、これまた車高が高くてフラフラ不安定になります。(子供が一人で乗るのは、危ないのでやめてくださいね 汗)
車高が高いため、3人乗りや荷物が多いと不安定になる
子供が前後に乗っていると、車高が高い分だけ乗せるときにも不安定になる確率が高いです。我が家はほぼ子供1人で決定だったので、26インチを購入しましたが。前カゴに重い買い物袋を乗せ、後ろに子供だと乗せるときに、とっても不安定に感じます。
まとめ
- 子供乗せ電動自転車は20インチと26インチ
- 車輪サイズ(インチ)によって適応身長はどのくらい?
- 20インチと26インチどちら選ぶ?メリットデメリット
を見てきました。どちらを選ぶかは、使用頻度の高い人(ママかパパか)、乗せる人の身長、子供を1人か2人乗せるのかなどの条件でも変わってきますね。
私の周りのママなどを見ている感覚では、2人以上の子供を乗せる場合、20インチの方が断然多く見かけています。地域性もありそうですが。
また同じインチでも、メーカーや種類で乗り心地が全く違ってきます、漕ぐときに足が妙にひっかかるとか・・。ぜひ、お近くの試乗できるお店で試してみてくださいね!
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