睡眠のゴールデンタイムは根拠なしで間違い?美肌になれる新常識とは

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睡眠と美肌の関係は、切っても切れないもの。

睡眠のゴールデンタイムと言われる一定の時間帯が肌にいいと、前から言われていました。

しかし、そのゴールデンタイムの時間帯は根拠がないそうなんです!

林先生の「初耳学」でも「睡眠のゴールデンタイム、実は大間違い!」と、とりあげられますね。

今までいわれてきた睡眠のゴールデンタイムについて、根拠がない理由や美肌になれる新常識をつづっていきます。

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睡眠のゴールデンタイムは根拠なしで間違い?

今までゴールデンタイムと呼ばれている睡眠の時間帯は、22:00~深夜2:00の間のことでした。

この時間帯を、睡眠のゴールデンタイムとすることに根拠がないのかについては・・・。

結論から言うと、根拠がないとのこと!

よって、間違いということになりますね。

このゴールデンタイムついては、けっこう長い間、当たり前の常識として言われていたと思いますが。

どうやら根拠がないまま、22:00~深夜2:00の時間帯については俗説が勝手に広まっていってしまったらしいのです。

根拠がないって、すごく驚きませんか?

その理由を、下記でつづっていきます。
 

睡眠のゴールデンタイムとは?

前出になりますが、今までですと。

睡眠のゴールデンタイムとは、22:00~深夜2:00の間の時間帯のことを指していました。

この時間帯に睡眠をとると、「成長ホルモン」の分泌が促され、美肌につながるといわれていた説です。

そのため、上記の時間帯の睡眠がゴールデンタイムと呼ばれ、美肌に効果があると女性などを中心に広まってきました。
 

ただ、時間帯的に根拠がなくても、「成長ホルモン」が美肌に関係が深いというのは、本当のこと。

この「成長ホルモン」と肌との関係はどうなのか見ていきましょう。
 

「成長ホルモン」と肌の関係は?

「成長ホルモン」は、体のさまざまな組織の修復・再生の働きがあります。

特に「成長期に身長を伸ばすホルモン」としてすでに認知されているんですね。

その働きで肌に対しても、新陳代謝を活発にして血行を促し、老廃物を取り除いてくれるのです

肌の生成を受け持ってくれているなんて、女子には、最大級に注目すべきホルモンですよね。

また成長期に身長を伸ばすホルモンなんて、子供にもとっても大事です。

そんな気になる「成長ホルモン」の分泌については、どうなのでしょうか?
 

「成長ホルモン」が多く分泌がされるのは?

じつは、「成長ホルモン」の分泌は、眠る時間帯には関係しないのです。

寝るのが遅くなっても深夜に寝ても分泌されるので、多少なりとも睡眠を取れば、分泌されるホルモンなります。

なので「成長ホルモン」は、〇時~〇時の間に眠っていれば多く分泌されるよというものではないのですね!
 

では、眠るだけで分泌される「成長ホルモン」が多くなるのは、何によってなのでしょう。

それは、睡眠の深さが大きく関係します。

眠る時間帯ではなく、眠りの熟睡さによって「成長ホルモン」が多く分泌されることがわかってきました。

眠りについてから、「成長ホルモン」が多く分泌されるのは、最初の3時間とのこと。

眠り始めての3時間は、熟睡することが大事になってきます。

特に眠りについてから最初の90分ころに訪れる徐波睡眠(最も深い睡眠状態)時に分泌量は最大に多くなります。

ということは、「眠りについてから最初の90分ころ」という状態に、美肌になれるヒントが!

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美肌になれる新常識とは

美肌になるには、眠りに始めて最初の90分に熟睡するというのが新常識になりますね。

上記のように眠る時間帯でなく、眠りの深さで「成長ホルモン」の分泌が多くなるというのを見てきました。

なので、美肌になりたいのなら、眠る時間帯を気にするのではなく「睡眠の質」を上げることが先決です。

「睡眠の質」は、眠り開始90分が肝

人の眠りには下記2種類の睡眠状態があり、それぞれを交互に繰り返しながら眠っています。
 

  • レム睡眠・・脳は起きていて体が眠っている睡眠
  •  

  • ノンレム睡眠・・脳も体も眠っている睡眠

 

寝つくとまずノンレム睡眠が訪れます。

とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深い眠りです。

この段階の人を起こすのは難しく、無理に起こされた人は頭がぼーっとした状態で目が覚めます。

その次、入眠後およそ90分後に訪れるのが最初のレム睡眠です。

まぶたの下で眼球がすばやく動く「急速眼球運動」が見られ、このタイミングで夢を見たりします。

レム睡眠中は意識はありませんが、比較的簡単に起こすことができます。

このノンレム睡眠とレム睡眠のセットが明け方くらいまでに4、5回繰り返し現れるのが、通常の睡眠パターンです。

出典:https://suiminkaigi.jp

 

とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深い眠り」というのが肝ですね。

今までのように、夜10時には寝なくちゃ!睡眠時間を多く取らなくちゃ!と焦らなくていいのは安心します。

夜の10時から深夜2時までの時間帯に左右されずに、睡眠の質を上げることを考えればいいのですね。

では、最初の深い眠りのためには何に注意したらいいでしょうか?

深い眠りのために注意すること

深い眠りのためには、寝る直前には脳に刺激を与えないということが大事になってきます。

下記などしないように気を付けるだけで、睡眠の質が上がるでしょう。

  • 熱い風呂やサウナに入る
  • 食事や飲酒をする
  • スマホやタブレット端末の操作をする
  • ネットサーフィンやゲームをする
  • ホラー映画を観る
  • 仕事をする

まとめ

1 睡眠のゴールデンタイムは根拠なしで間違い?
2 美肌になれる新常識とは

を見てきました。

女性だけでなく、子供や男性にも重要な睡眠。

新常識では、「睡眠の質」が成長ホルモンの分泌を多くしてくれるのが分かりました。

寝る前のスマホなんて、本当に毎日見てますし気をつけないといけませんね。

少しでも改善して、美肌を目指しましょう!

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